海外証券会社での株式譲渡

国際課税
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ここ数日、日経平均株価の下落が続いています。東南アジアではマニラの市場もクアラルンプールの市場も下落しました。世界中のお金が各市場で連動しているので、株式市場も世界の情報をキャッチアップする必要があり、個人で勉強して投資するのは結構大変です。

昨年末の株取引の成績は年末にかけての株価上昇もあって、良好な人もいるかもしれません。そろそろ年間取引報告書が証券会社から送られてくる時期です。

ちなみに日本の証券会社でも外国株の売買を取り扱っていますので、最近では外国株式を保有している人も多いでしょう。外国株式も特定口座での取引が可能な銘柄もあるので、面倒な株式譲渡の計算から解放され、昔に比べれば大分使い勝手がよくなったと思います。

ただし、取扱銘柄が限られているのが難点で、その国の取引株式を全銘柄扱いたいなら、現地の証券会社に口座を作る必要があります。一旦開設できれば、今はインターネットでどこからでも海外証券の取引はできますので、ある程度語学力があれば継続的に取引をすることは可能でしょう。

もちろん日本の居住者で、海外証券会社を利用して株式売却益がでた人なら確定申告は必要です。

 参考:国税庁HP「居住者が海外で株式等を売却した場合の課税関係等」