株式の譲渡3

その他

日経平均株価が30年半ぶりの2万9000円台を回復しました。今後の株価上昇に注目していきたいと思います。

前回の続きですが、個人の株売買でよく使われる言葉をもう少し紹介します。

【取得価額】

取得価額とは売った株を取得した時の価額です。購入したものであれば、購入価額に手数料や消費税を加えた金額が取得価額になります。

ただし、株式の取得は単純に購入したものばかりではなく、会社設立時に払込みをしたケースや株式の分割や併合、割当や合併による取得など取得の態様がいくつもあり、税法はこれらの態様に応じて計算方法を詳細に定めています。購入以外の場合には計算方法が複雑になるので、専門家への相談をお勧めします。

なお、相続や贈与により株式を取得した場合には、被相続人又は贈与者の取得価額と取得時期をそのまま引き継ぐことになります。

また、実際の取得価額を計算することが困難な場合には、収入金額の5%を取得価額として計算することも認められています。

【譲渡経費/所得金額】

譲渡経費とは株を売った時にかかった費用で、委託手数料や支払った消費税が該当します。

そして、収入金額から取得価額と譲渡経費を引いたものが所得金額(利益)となります。

ちなみに、個人が株を売却したときの所得金額は、計算上3種類の所得区分に分類わけされています。具体的には、譲渡所得、事業所得、雑所得で、株の譲渡が営利を目的として継続的に行われていなければ、通常は譲渡所得に該当します。

株式の譲渡は税法の仕組みが複雑なので、初めて確定申告をする人にとっては相当なストレスになるかもしれません。

なお、日本の居住者であれば、海外の株式を譲渡して利益がでたなら、国内の株式を譲渡したのと同様に確定申告が必要です。

 参考:国税庁HP「譲渡した株式等の取得費」

 参考:国税庁HP「有価証券の譲渡原価等の計算及びその評価の方法」

コメント

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